外資系のコンサルタントは比較的年齢も若い人(20代前半~30代後半)が多いです。
だいたい若くて、体力がある間に長時間業務もいとわず、働いて、スキルアップ、キャリアアップを目指す人が多いからです。
20代も後半にさしかかり、30代になってくると、結婚し、子供がいる人も多くなってきます。
コンサルタントは激務で有名ですが、結婚して、子供もできて、家族と楽しく過ごしている人も多く見かけます。
コンサルタントでは、家庭環境にもよりますが、男性、女性によらず、家事・育児をしているパターンが多いです。
- 家事・育児のタスクをすべて書き出す
- お互いの業務状況(忙しさ)を常に理解する
- 状況に見合った最適な家事・育児分担を心がける
あくまで、私の周辺のコンサルタントの事例ですので、参考になるところだけ見てもらえばと思います。
Contents
子育て事情 激務の中での家事・育児分担が必須
何度も書きますが、コンサルタントの業務は基本的に激務です。
朝早くから夜遅くまで働いている例も多くあります。
しかし、最近では、コンサルタントの働き方も見直されつつあります。
会社としても優秀な人間を逃がしたくないので、重大なライフイベント(結婚、出産、育児など)を経ても、働き続けられるような環境が整備されています。
私の周囲で働いているコンサルタントの中でも、結婚し、子供を育てながら業務している人がいます。
業務でも多忙を極めますが、家庭に戻ったときは、家事・育児を分担し、対応しています。
男性がメインで働いている場合
いまだにこの例が一番多いと思います。
年収でいうと800万円~1000万円の範囲が一番多く、家計の中心がコンサルタントとして働いた給料です。
この場合、女性の方が家事・育児をする割合が多くなると思います。
特に平日は、炊事、洗濯、掃除、子供の保育園、幼稚園の準備、送り迎えなどを一手に引き受けることになります。
土日は、休みの場合は、男性が炊事・選択・掃除の一部を分担して実施します。
時給が高い人が働いた方が家計としては、助かるので合理的に考えるとこのような分担になることは仕方ないと思います。
女性がメインで働いている場合
コンサルタントとして活躍されている方は、女性も多くいます。
コンサルティングファームでも女性を積極的に登用することが多くなり、女性のマネージャーやシニアマネージャーも多くいます。
結婚せずに、キャリアアップを優先している女性もいますが、結婚して、子供を育てながら、管理職を務めている女性も多いです。
当然、年収に男女で違いはないので、女性でもコンサルタントとして働く場合は、800万円~1000万円の年収を得ています。
この場合は、男性がメインで家事・育児をすることになるでしょう。
女性側が時短勤務などをすることもありますが、基本的には、時給が高い人が働いた方が家計が潤うので、女性側をフルタイムで復帰するために、男性が家事・育児をする割合を増やすことになります。
共働きの場合
片方がコンサルタントの場合や、両方がコンサルタントの場合のどちらの場合も、少なくとも片方がホワイト企業的な働き方(9時~17時で帰宅)でないと、家事・育児と仕事を両立することは、現実的には、非常に困難です。
コンサルタントは、他の職種から見ると非常に特殊な働き方です。
短いときは数週間から数か月でプロジェクトが変わり、その度に上司もクライアントも変わるので、業務時間が変わります。
毎日終電かタクシーで帰る日々が続くこともあれば、クライアントの定時に合わせて業務を終えることもあります。
プロジェクトとプロジェクトの合間には、数週間休みを取得することもできます。
こういった不安定な働き方になるので、コンサルタントではない方が、安定した働き方が求められます。
いずれにしても、共働きの場合は、炊事、洗濯、掃除、子供の保育園、幼稚園の準備、送り迎えを2人で分担する必要があります。
土日の間に平日分の食事を作り置きしたり、子供の送り迎えについては、お互いの業務状況によって臨機応変に対応したり、子供が急に熱を出したときは、帰れる方が帰って、迎えからの病院へ向かったりなどが必要になります。
やるべき家事を書き出し、話し合って分担することが大事
お互いの仕事の業務量は、お互いでしか知ることができません。
仕事が忙しいときは、すこし家事の負担を減らし、少し余裕があるときは家事の割合を増やすなど、お互いでコミュニケーションを取りながら、家事・育児を進めていくことが大事です。
何も言わずに、どちらかが家事を負担している期間が続くと、不満がたまってしまいます。
お互いの状況を常に話し合いながら、2人にとって最適な分担をすることをおすすめします。
以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。