コンサルへの転職

【要注意】社内異動を理由にした転職ではなく、計画的な転職活動で外資コンサルの内定を勝ち取る

3月や4月など、年度の変わり目は、社内での人事異動の時期でもあり、思った部署への異動が叶わなかった場合は、転職を検討し始める人も多いのではないでしょうか。
また、ボーナスの時期(6月や12月)が近づいてくると、転職を考える人も多くなってきます。

外資系コンサルティングファームでも、この時期は、転職を考える人が多くなるので、採用活動も活発に行っています。
とは言ってもコンサルティングファームへの転職は基本的には、かなり難しいと言われています。
転職したいと思って、思った通りにコンサルティングファームに内定をもらえる人はかなり少ないと思います。

社内異動がきっかけで、転職活動を始めるのは失敗する場合が多い!
キャリアを棚卸した後に、計画的な転職活動がおすすめ!

社内異動をきっかけに転職活動を始めるのは非常に危険!

社内異動で、満足がいく部署に行けなかったり、逆に異動を希望していたにも関わらず、希望が通らずにそのままステイする人も多いと思います。
特に大企業会社の人事は、結構裏で誰を異動させるかは決まっていて、個人の希望がそのまま純粋に通ることはまずないと思って良いでしょう。
そこで、自分の思い通りの人事にならず、満足いっていない状態で転職活動を始めても、失敗するケースが多いです。

ここからは、私の体験談も合わせて紹介します。
私も転職して外資系コンサルティングファームに入社しました。
それまでは、誰もが知っている大手企業で法人営業をしており、海外異動の希望を出していました。
結果的に、期間限定の海外駐在への切符は手に入れたのですが、希望していた地域と違いました…。
そこで、異動の希望を取り下げることができるかと聞いたのですが、今後の人事に響くと、回りくどく言われ、「あぁ…ここでのキャリアは終わりにしよう…」と思いました。

そこから急いで、転職活動を開始しました。
海外駐在の準備期限も来ているため、1か月程度で、次の内定先を決めないと、強制的に行きたくない場所で飛ばされることになります。

自分のこれまでのキャリアを棚卸して、強み、弱みや、各ファームの特徴を調べる時間はほとんどありませんでした。
ここまでが私の実体験です。
結果的に私は、最後に紹介する裏ワザを使って、行きたい外資系コンサルティングファームに内定をもらうことができました。

こうなってくると、自分の次のキャリアを落ちついて探すことなどできるわけがありません。
複数の会社に面接に行く時間もないですし、一番最初にもらった内定先に決めるしかありません。
そうなってくると、条件面(給与など)を交渉することもできませんし、非常に不利に転職活動を進めることになります。
そのため、社内異動などをきっかけに、急に転職活動を始めるのは非常に危険なのです。

現状に満足しているときこそキャリアの棚卸を!

転職活動というのは、会社に面接を受けに行ったり、転職エージェントに相談することだけではありません。
最も重要なのは、自分のキャリアの振り返りです。
これまで、自分は上げてきた実績、それに活かすことができた自分の強みなどを客観的に洗い出す作業も、転職活動の一つです。
これができていない状態で転職活動を始めても、良い結果にはなりません。
まず、自分が自分のことを正確に理解し、今後の自分の目指すべき方向を決めることが大事です。
そうでないと、自分とは合っていない道を選んでしまい、大きな失敗をします。

この自分のキャリアの棚卸(振り返り)は、定期的に実施することをおすすめします。
ほとんどの人は、転職活動を始める(なにか現状に満足できない状態が明らかになってから始める)時になってから、自分のキャリアを見直しています。

そうではなく、現状に満足している状態の時だからこそ、やっておくべきことなのです。
普段から自分の職務経歴書(レジュメ)を更新している人は、転職のきっかけが来たときに素早く、転職活動を始めることができます。
また、余裕をもって、転職先の会社のことを調べたり、その会社の人と会って話を聞き、冷静に自分のキャリアを見定めることができます。

社内の異動などが明らかになって初めて転職しよう!と思った人は一旦冷静になって、しっかり準備ができているかを確認してみてください。
このように自分のキャリアの棚卸ができていなくて、一時のきっかけで転職活動を始めるのは非常に危険です。
一回、落ち着いて、自分のキャリアと向き合ってから、転職活動を初めても遅くはありません。

私は、結果的に転職には成功しましたが、焦って転職したことには変わりなく、転職後にかなり苦労しました。
その苦労の内容は以下の記事でも書いています。

【体験談】営業から完全未経験のコンサルタントに転職した最初の1年が地獄だった話この記事では、営業から未経験でも外資コンサルに転職した"後"の地獄の日々を書き連ねています。 具体的な転職方法などは書いていません...

どうしてもすぐに転職しないといけないときの裏ワザ

とは言っても、どうしても転職しないといけない場合もあると思います。
ここからまた、私の体験談になりますが、私の場合はそうでした。
転職しないと、行きたくもない海外に飛ばされてしまうため、それまでに転職を成功させる必要があったのです。

でも、すぐに転職ができるような状態でもなかったので、私は裏ワザを使いました。

すでに、私が行きたいと思っていたコンサルティングファームに勤めている友人がいたので、その友人に紹介してもらいました。
コンサルティングファームは、社員の紹介制度で面接を受けることができ、書類選考等を飛ばして、いきなり面接をしてもらえるなど、かなり優遇してくれます。
場合によっては、採用されることが前提で、いきなり最終面接から始まることもあります。
そして、そのまま人事面談もセットで、その場で年俸を提示されます。

私はこの裏ワザを使って、短期間で外資系コンサルティングファームに転職を成功させました。

【実体験】外資コンサルが利用した転職サービス3選+裏ワザこの記事を読まれている方は、以下のような方が多いのではないでしょうか。 実際、外資コンサルになれると間違い...

計画的な転職活動を心がける

こんなことを言っておいてなんですが、やっぱり転職活動を成功させるには、計画的な行動が不可欠です。

  • 現状に満足しているときこそ、職務経歴書の更新を!
  • 不満を契機に、転職活動を始めない!
  • どうしても転職する必要がある場合は、信頼する友人に頼る!

私の実体験から言えることは、この3つです。

以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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