コンサル全般

外資コンサルは成長が早い!?ビジネススキルが爆伸びする3つの理由

一般的に外資コンサルは「成長が早い」「外資コンサルでの1年は、他の業種での3~5年に相当する」と言われており、かなり自身のビジネススキルの向上が見込める職種です。

ご自身のキャリアを考える上で、自分のスキルを高めるためにコンサルタントを目指そうと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

実際に有名な外資系のコンサルティングファームで経験を積むと、コンサルティングファームのブランドや、そこでの実績を買われ、年収を上げながら次のポジションのオファーをもらうことも難しくありません。

周囲の同僚を見ていても、定年までコンサルタントを続けるという方は少なく、コンサルティングファームでレベルアップして、6割~7割の方が3年以内に辞めていきます。

僕もコンサルティングファームに転職して、1年半が経過しますが、事業会社にいた頃に比べると格段にビジネスマンとしてレベルアップしたと感じています。

(逆説的ですが、脱勤め人をめざすには「仕事ができる」ことが大前提。)

私の実体験を通じて、自分のスキルが格段に上がったポイントがあるので紹介します。

  1. プロジェクト型の仕事スタイル
  2. インプットとアウトプットの高速回転
  3. 同僚のレベルの高さ

この3つのポイントについて、私の実体験をもとにお伝えします。

プロジェクト型の仕事スタイル

コンサルタントの仕事の仕方は、プロジェクト型の仕事スタイルです。

プロジェクト型というのは、スタートとゴールの期間が決められており、その中でアウトプットを出すという働き方です。

短いものだと1ヶ月のものから、長いものだと1年以上のものもあります。

平均すると、3ヶ月ぐらいのものが多いです。

なぜこの仕事スタイルが成長に寄与するのかと言うと、様々な業種のクライアントや、種類の違う案件に短いスパンでアサインされるため、その度に新しい経験を、短期間で積むことができるからです。

事業会社では、一つの部署に3年〜5年の単位で所属し、その後、別の部署へ異動するといった形が一般的です。

期間が短いとそれだけ学べる内容も薄いのでは?と思うかもしれませんが、それは次のポイントでご説明します。

インプットとアウトプットの高速回転

コンサルタントというのは、プロジェクト型の仕事スタイルで、短期間でクライアントが求めるアウトプットを提示する必要があります。

つまり、その短期間でクライアントと同等以上にクライアントの企業の事を理解し、クライアントの期待を超えるアウトプットを出すことが求められます

そのためには、短期間で非常に多くのインプットをする必要があります。

クライアントが分かっていない部分まで、コンサルタントが理解をすることも稀ではありません。

コンサルタント
コンサルタント

調査した結果、既存の規程(社内のルール)では、この要件をカバーできていませんでした。

クライアント
クライアント
えっ、そうだったの?じゃあどうすれば良いんだ…
コンサルタント
コンサルタント

現状、カバーできている範囲はここまでですので、御社が目指すべきは、この範囲です。

しかし、一気にこの範囲をカバーするのは御社のリソースを鑑みると難しいので、まずは優先順位を検討する必要があると考えます。

優先順位を決めるための基準を考えてきましたので、本日はこちらの点について議論させてください。

といった形で、大量の新しいインプットをした次の瞬間には、クライアントと議論するための要素をまとめあげ、パワーポイントで資料化し、プレゼンテーションする必要があります。

このように、インプットとアウトプットの両方を高速で回すことによって、短期間でも専門性がつきます

同僚のレベルの高さ

単純にインプット、アウトプットを繰り返しているだけでは、同じレベルでとどまるだけです。

自分のレベルを引き上げてくれるのは、自分の同僚です。

当然ですが、自分と一緒に働く同僚も非常にビジネスマンとしてのスキルレベルの高いコンサルタントです。

同僚であり、先輩であり、後輩である彼らは、周囲へのコーチングを惜しみません

自分の過去の経験や、クライアント企業の特色、担当者の人柄などまで含めて、お互いにアドバイスをし合います。

周囲からのアドバイスを素直に受け取り、自分のアウトプットに反映できてこそ、自分のレベルが格段に向上します。

少し話がズレますが、ぶっちゃけ、人のアドバイスを聞かずに自分のスタイルを貫こうとする人がいますが、そういう人は同僚やクライアントと良い関係を築くことができずに、去って行くことが多いです。

30代半ばから後半に差し掛かるタイミングで転職し、他の事業会社等でエース級だった方(自分の仕事の”型”が固まっている人)に多い傾向です。

コンサルティング業務は、事業会社での仕事内容と全く異なるため、ゼロから学ぶ素直な姿勢が必要です。

事業会社での経験は、その分野の知識としては有利に働きますが、コンサルティングというのは全く別の知識が必要ですので、それに気付けない頑固な人は向いていないと思います。

 

いかがでしょうか。

一般的に成長が早いと言われている外資コンサルですが、その主な理由をまとめてみました。

確かに成長できる環境は整っていますが、最終的に成長できるかは本人の人間性と努力次第です。

転職直後は本当に精神的にも、肉体的にもキツイので、気力と体力があるのは基本となります。

それをくぐり抜けた先には、どこででも通用するスキルが身についたビジネスマンへと変貌します。

さらに具体的な話が聞きたいという方は、僕のTwitterからDMを頂ければ回答させていただきます。