コンサルタントになる人は、未経験からなる人がほとんどです。
(新卒でコンサルティングファームに入れるのは、ごく一部)
ほとんどの人が大手の事業会社や、ベンチャー等での業務経験を活かして、その業界に関するコンサルタントとして転職します。
私も未経験からコンサルタントへ転職を成功させた一人です。
基本的にはコンサルタントになる(応募する)には2つの方法があります。
- 転職エージェント経由で応募する
- ファームの中の人に紹介してもらう
この方法をとるための下準備として、業界や企業研究等が必要になります。
まずは転職サイトに登録
コンサルタントになるための第一歩目は、転職サイトへの登録です。
最終的にファームの中の人に紹介してもらう形を取ったとしても、情報収集源になりますので、まずは転職サイトに登録し、エージェントと会いましょう。
私のおすすめは以下の記事でも紹介していますので、良かったら見てみてください。
業界研究
まずはコンサルティング業界がどのようになっているか理解をする必要があります。
戦略系、総合系、財務系、IT系…のような言葉が理解できていないうちは、まずは業界研究をすることをおすすめします。
各ファームの系統を知ることも大事ですが、コンサルタントがどのような職種で、どのような働き方をしているのかも含めて調査した方が良いと思います。
自分の理想とする働き方にマッチしているのかどうかも大事な確認ポイントです。
私は『この1冊ですべてわかる コンサルティングの基本』業界研究をしました。
コンサルティング業界の内容が網羅的に書かれているので、業界研究ならこの1冊で十分な内容です。
ファームが開催するセミナー等に参加
各ファームの採用ページを確認すると、ファームが主催している採用セミナーがあります。
各セミナーごとにセミナーのテーマがあって、自分に合っていそうなテーマの場合は、参加してみることをおすすめします。
女性のコンサルタント志望者を対象としていたり、ITやテクノロジーの経歴を持つ方を対象としていたり、リテール業界、MBA卒業生などを対象としたセミナーが開催されています。
気になるファームがあれば、定期的にそのファームの採用ページを見に行っていると、自分に合ったセミナーが開催されているかもしれません。
このセミナーに参加する意味としては、そのファームの企業研究につながります。
どういった人材を欲していて、どのような特徴を持ったファームなのかを理解することができます。
ここを理解しておくと、実際の面接で「なぜうちのファームなのか?」という質問に対して答えを用意しやすくなります。
また、このファームの中の人とコネクションを作ることも重要な目的の一つです。
OB訪問 / 中の人に会う
上記にも書きましたが、中の人に合うのは非常に重要なポイントです。
面接でも、中の人から聞いた内容を話せると非常に他の候補者と差別化でき、自分の志望度のアピールにもなります。
自分が、この人と一緒に働いているイメージが持てるか、という観点でも考えてみると良いです。
実際に、中の人に会うと自分とは合わなかったり、どこか違和感を覚える人もいるでしょう。
自分の直感は、かなり信憑性の高いもので、そこで合わないとファームの文化とも合わないことが多いので、そういったスクリーニングを行う上でも中の人に会うのは重要です。
また、中の人に合って、非常に相性が良かった場合は、エージェント経由ではなく、その会ったコンサルタント経由で応募することができます。
この場合、書類の通過率がかなり高く、いきなり面接に進めるので、内定をもらえる可能性も大きく上がります。
実際、コンサルティングファームの中にはリファラルプログラムと言って、自分の知り合いをファームに紹介して、受けてもらう制度あります。
その制度に乗っかると非常に高い確率で内定をもらうことができます。
面接の練習
当然ですが、面接の練習は必須です。
自分なりに基本的な想定問答集を準備して面接に臨んでください。
基本的な質問とは、以下のような質問です。
- 転職活動をしている理由は何ですか?
- 前職ではどんなことをやっていましたか?
- 前職での実績と失敗談を教えてください。
- なぜコンサルタントになろうと思ったのですか?
- なぜうちのファームを志望しているのですか?
私が受けた実際の面接での質問と回答を、以下の記事でも書いていますので、良かったら見てみてください。
まとめ
上記に書いた転職までの道のりをまとめておきます。
- 転職サイトに登録
- 業界研究
- セミナーへの参加
- 中の人とのコネクション形成
- 面接の練習
- 応募
このような手順を踏んでおくと、転職エージェント経由でも、リファラルでの応募でもどちらでも対応できるので、ぜひ試してみてください。
以上です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。