コンサルの内部リーク

【給与体系を暴露】外資系コンサルタントの給料の中身を大公開します

私もコンサルに転職して、年収が上がった一人です。
年収が高いとは知っていましたが、実際の給料の内容がどのようになっているかは知りませんでした。
コンサルの給与の内訳はこんな感じです。

  • 基本給
  • 残業代
  • ボーナス
  • 通勤費

実は、一般的な企業とほとんどの同じです。
これ以降は、その割合などを詳しく書いていこうと思います。

役職ごとに決まる基本給

基本給(ベースサラリー)は、コンサルタントのタイトル(役職)で決まります。
ジュニアコンサルタント、シニアコンサルタント、マネージャー、シニアマネージャーなどのタイトルが上がっていくについて、基本給は上がっていきます。
ファームによっては、タイトルの中にも、さらに細かいランクがあって、タイトルが上がらなくても(昇格しなくても)、ランクが上がることで、少しですが、ベースサラリーが上がることもあります。
基本的に、次のタイトルに上がるのには2~3年かかると言われています。
つまり、毎年パフォーマンスを出していれば、毎年少しずつ昇給し、2、3年で大きく昇給する仕組みになっています。

見込みで入っていることもある残業代

コンサルティング業界はブラックだと言われますが、残業代はしっかり支払われます。
働いた分はしっかりもらえる仕組みです。(だから、高給取りな面もありますが…)
これもファームによって異なりますが、初めから残業代が見込まれて、何もしなくても入ってくることもあります。
現に、私がいるファームでも、月に数十時間が見込み残業代として振り込まれています。
見込みの時間もファームによって異なります。

評価が大きく影響するボーナス

給料というか、年収に大きく影響するのが、ボーナスです。
ボーナスがでない企業もある中、コンサルティングファームのボーナスは本当に大きいです。
しかし、事業会社と違って、パフォーマンスを出しているかどうかで、もらえる金額も大きく異なります。
ファームによって支払い時期も計算式も違うと思いますが、一例を挙げておきます。

ベースサラリー:40万円の場合
標準評価の場合:40万円 × 12か月 × 25% = 120万円

評価があがると、最後のパーセンテージが上がっていき、最高評価(上位数%)を獲得すると、基本給の半年分ぐらいがボーナスでもらえます。
さらにファーム全体の業績が良い場合、パートナーの判断で、特別ボーナスがさらにプラスでもらえる場合もあります。

意外と大きい通勤費

通勤費は、日々の細かい出費になるので、気にならないのですが、実はかなり大きい金額です。
これもファームよって異なりますが、基本的には、自宅の最寄駅からオフィスの最寄駅までの1か月分の定期代が毎月給料と一緒に振り込まれます。
私がいた事業会社では、通勤費は、自宅の最寄駅からオフィスの最寄駅までの6か月分の定期代が「給与」として振り込まれていました。
コンサルティングファームの場合、プロジェクトごとに働く場所が変わる可能性があるため、オフィスまでの通勤費に加えて、オフィスからクライアント先のオフィスまでの移動費も出ます。
かなり太っ腹ですね。

まとめ

コンサルティングファームで働いた場合の給料の内訳を紹介しました。
やはり、一番注目すべきはボーナスですね。
タイトルがあがると、ベースサラリーが上がるので、当たり前ですがタイトルが上がって、評価も良いと人によっては、ボーナスだけで300万~400万もらっている人が普通にいる世界です。
外資系の投資銀行などに比べると見劣りしますが、日系の事業会社にいても1回のボーナスで200万を超えることも難しいと思いますので、やはりコンサルティングファームで働くことは、年収を上げる上で良い選択肢と言えるのではないでしょうか。

以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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