外資コンサルになるには、外資系コンサルティングファームが実施している採用活動にエントリーする必要があります。
しかし、外資系コンサルティングファームがどんな採用をしているのかは、あまり知られていません。
大きく分けると新卒採用と中途採用に分かれます。
また、通常の採用と、イベントでの採用など採用形態は多岐にわたります。
新卒採用の場合
- 経団連の就職活動に沿った採用
- インターン
- 採用イベント
中途採用の場合
- 通年での採用
- 採用イベント
- MBA採用
- コネ(社員紹介)
かなりの採用ルートがあることが分かります。
それぞれに特徴があるので、詳しく紹介していきます。
新卒採用
新卒採用は、その名の通り、四年制の大学もしくは、大学院を卒業を予定している学生を対象に実施される採用方法です。
日本は、どこの会社もまだ新卒採用がメインで行われています。
特に大企業は、経団連に所属しており、経団連のルールに沿った採用活動を行うことを求められます。
外資系コンサルティングファームは、経団連には所属していないため、必ずしもルールに従う必要はないのですが、他の企業と時期を合わせて行っているところも多いです。
通常の新卒採用
他の企業とタイミングを合わせて実施される採用活動です。
最もエントリーする学生の数が多く、その年に採用する学生の枠はすべて埋まります。
実はこの後紹介するインターンや採用イベントで余った枠を争うことになるので、実は最も競争が激しいルートでもあります。
外資系コンサルティングファーム以外にも、エントリーする場合は、他の企業と合わせて就職活動を行うため、書類の準備などを効率的に行うことはできますが、他の就活生もこのタイミングに合わせて準備をしてくるため、書類や面接でアピールする内容も整ってきています。
外資系コンサルティングファームを第一志望にしている人にとっては、競争率が非常に高いルートになる。
インターン
企業側は、絶対に「採用活動」とは、言わないのがこのインターンでの”採用”。
あくまで、職業体験と位置付けられており、実際に、グループワークなどを通じて、コンサルティングファームでの業務を体感したり、コンサルタントと会って、業務内容を聞くことができます。
とは言いつつも、このインターンに参加するには、エントリーシートやWEBテストの受講が必須になっており、場合によっては、参加するために面接を受ける必要もあります。
企業側は絶対に言わないのですが、これは明らかな採用活動になっていることを理解する必要があります。
インターンに参加するまでも、参加してからも常に採用者から見られていると考えておいた方が良いでしょう。
外資コンサルが第一志望なら、まずはインターン参加を目指そう!
採用イベント
コンサルティングファームでは、国内外合わせて、多くの採用イベントを開催しています。
企業の説明会から、その場で面接を開始し、内定まで出してくれるようなイベントもあります。
採用イベントの開催予定は、各コンサルティングファームの採用ページに掲載されることが多いので、気になる人は定期的に採用ページを確認することをおすすめします。
日本国内でのキャリアイベント
国内では、ビジネス側とテクノロジー側の採用イベントに分かれて開催されています。
特にテクノロジー側は、ITリテラシーの高い学生や、プログラミングスキル、データ分析などの研究に携わっている学生が欲しいので、ハッカソンなどのイベントを開催しています。
ハッカソンに参加して、そこでのパフォーマンスを発揮すれば、そのまま内定につながります。
自分に専門的な知識やスキルがある場合は、イベント系の採用ルートがおすすめです。
専門的なスキルを持っている人にはイベント系採用がおすすめです。
海外でのキャリアイベント
ボストンキャリアフォーラムなどが有名です。
海外に留学している学生を対象とした採用イベントです。
グローバルな案件に対応するべく、海外の大学や、大学院に留学している学生は外資コンサルから見ても非常に価値が高い学生です。
ボストンキャリアフォーラムは、留学している学生と、グローバルな経験をしている学生が欲しい企業が一挙に集まり、採用活動を行います。
日本に住んでいても、英語が堪能な学生は、わざわざ日本からボストンに飛んで参加する人もいます。
日本で有名な大企業や、グローバル企業から短期間で内定がもらえるので、学生にとっても非常にありがたいイベントになっています。
英語が堪能な人は海外での採用イベントがおすすめです。
有利不利はなく、自分の戦略に合った方法を取る
様々な採用ルートを紹介してきましたが、自分の就職活動の戦略に合ったルートを選ぶことが重要です。
英語が苦手なのに、海外での採用イベントに参加しても惨敗するだけです。
また、特に突出したスキルがないのに、プログラミングが必要なイベントに出てもアピールできません。
自分に合ったルートを見つけるための基準をお伝えしますね。
採用ルート | 該当する人 |
---|---|
インターン | 外資コンサルが第一志望で、早めの就活準備ができる人 |
国内イベント | 突出した専門スキルがある人(プログラミングなど) |
海外イベント | 留学生や、留学に匹敵する英語力がある人 |
通常採用 | 外資コンサル以外の国内企業も合わせて就職活動をする人 |
ぜひ自分に合った採用をルートで、外資コンサルの内定を目指してみてください。
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以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。